Vancouver

ハイキング

ダウンタウンからも姿を見ることができる印象的な山々のキラキラと輝く水路、生い茂る緑を一旦のぞき見すれば、誰もが驚きの自然美に飛び込んで探検してみたくなることでしょう。ハイキングやウォーキングなら、簡単に自然の中でのアドベンチャー気分を味わうことができます。ダウンタウンからすぐに行けるコースもたくさんあり、シーウォールでの手軽なウォーキングから、急勾配のチャレンジングなグラウスグラインド、スタワマスチーフまで、レベルも様々です。


キャピラノキャニオン

Capilano Canyonサスペンションブリッジからすぐのキャピラノリバー・リージョナルパークには、渓谷や小川を通り抜ける山に囲まれた2.6キロのトレイルがあります。標高差はわずか100メートル程なので、体力に自信のない人も気軽に挑戦できます。クリーブランドダムをスタートし、一周して戻ってくるトレイルは道中素晴らしい景色が楽しめます。さらに途中には無料で見学できるサーモンハッチェリー(8am~日没)もあり、遡上する鮭の様子を見学することができます。トレイルの所要時間は約1時間です。

 

 


グラウスグラインド

Grouse Grind頂上までの標高853メートルを登り切れたら、あなたの脚力に自信を持っていいでしょう。この2.9キロのトレイルは平均の勾配が30度あり、ハイキングと言うよりも、急な階段を上るようなハードなものと言えますが、山頂から見下ろすバンクーバーの景色は何ものにも代えがたいものがあります。公式の最速登頂記録の25分1秒に挑戦してみましょう。初心者は2時間程度を予定しましょう。山頂のレストランやカフェでは、ホッとするようなヘルシーなメニューを提供しており、英気を養うことができます。ハードな登山はちょっと…という方はスカイライドと呼ばれる景観の素晴らしいゴンドラで山頂へと向かいましょう。山頂にもたくさんのトレイルや見どころがあり、ガイド付きのエコツアーなら楽しみながら、より深くエリアを知ることができます。


ライトハウスパーク

Lighthouse Parkダウンタウンから30分程のドライブで到着するウエストバンクーバーのライトハウスパークには、樹齢の古いベイマツの木々の中を抜ける難易度の低いトレイルがたくさん整備されています。また、公園全体がオフリーシュエリアになっているので、ノースショアで人気の犬の散歩コースにもなっています。いくつか急な斜面のある箇所もありますが、多くのトレイルが水辺にあり、落差も大きくありません。売店やパーキングエリアで地図を手に入れることができますが、トレイルからは外れないようにしましょう。15分程かけて、スターボート・コーブにも向かいましょう。ここはピクニックをするのに素晴らしいスポットです。ここからはライオンズゲートブリッジ、UBC、バンクーバーアイランドの景色が見渡せます。


スタンレーパーク

Stanley Park世界でも有数の都会のオアシスであるスタンレーパークにも、様々なレベルのトレイルがあります。舗装されたシーウォールは自転車用レーンと歩行者用レーンが分かれており、景色の良い海岸線沿いをのんびりと歩くことができます。シーウォールには毎日地元の住民や観光客がたくさん訪れますが、公園の中には静かで深い森に覆われたトレイルも多数あります。公園内の庭園やビーバーレイクを通り、サードビーチのそばの海へとつながる、穏やかな森の中を行く一周6キロのトレイルで体を動かしましょう。

 

 


スタワマスチーフ

Stawamus Chiefバンクーバーから車で1時間のところにあるスタワマスチーフでは、地元でも有名なチャレンジングな登山が体験できます。11キロの登山道は標高差600メートルで、山と海の広大な景色を楽しめます。このハードな登山のご褒美は、山頂にあるスムーズな岩の上でのピクニックや日光浴でしょう。ここはロッククライミングの名所でもあり、山裾から約2000フィートをほぼ垂直に登っていくプロのロッククライマーの姿を目にするかもしれません。登山道は山の裏側の森の中を通ります。また、壮大なシャノンフォールズを見られるルートもあります。気軽に同様の景色を楽しみたい人は、シー・トゥー・スカイ・ゴンドラ(Sea to Sky Gondola)に乗れば、海抜885メートルまで一気に登ることができます。


バンクーバー・シーウォール

Seawallダウンタウンから離れることなく長めの散歩に出掛けるならシーウォールがおすすめです。ウォーターフロントやいくつもの公園を通り抜ける、バンクーバーの魅力に触れられる絶好のコースです。周辺にはレストランや見どころも多く、絶景を楽しみながらのピクニックも人気です。

都会的なハイキングは、キツラノビーチからスタートし、シーウォールを東へと進みましょう。グランビルアイランド、スタンプスランディング、オリンピックビレッジを抜け、サイエンスワールドへ到着します。そのまま進むとBCプレースとロジャーズアリーナ、イエールタウンへと続きます。グランビル橋、バラード橋の下を通過し、ビーチアベニューからイングリッシュベイへ行くと、スタンレーパークまであと一息です。歩き足りないようなら、スタンレーパークの外周を進みましょう。バラード入江を東へ向かうとコンベンションセンターが見えてきます。このルートは逆方向からスタートしても、お好みの部分だけをピックアップすることも可能です。また、全行程の22キロが長すぎる場合は、フォールスクリーク内を運航するミニフェリーで近道するのもおすすめです。