秋のバンクーバー
木々が色づき始め、気温も下がってきた頃、バンクーバーでは季節の移り変わりを楽しむことができます。温暖な気候と近接する山々のおかげで、インドア・アウトドアの両方を満喫することができます。
1日目
バンクーバーを知るには、バンクーバートロリー観光ツアーに乗車するのがおすすめです。解説付きの乗り降り自由のバスは市内33の観光スポットに停車します。カナダの観光スポットで、ナイアガラの滝に次いで観光客が訪れるグランビルアイランドで降車し、パブリックマーケット内をめぐるフーディーツアーでグランビルアイランドのグルメを堪能しましょう。エキスパートによる2時間のツアーでは、マーケットの裏側を垣間見たり、お店の人に実際に話を聞いたりできるほか、バンクーバーの食の歴史について楽しく学ぶことができます。もちろん試食もできます!
元々工業地帯だったグランビルアイランドは1970年台後半に再開発され、今ではアーティスティックなコミュニティとして知られるようになりました。ツアー終了後は、点在するギャラリーや劇場、アーティストのスタジオなどを自由に見て回ったり、マーケットでの軽食を楽しみましょう。またはブリッジズ(Bridges)やドックサイド(Dockside)、サンドバー(Sandbar)などのレストランで、しっかりとした食事を楽しむのも良いでしょう。
ランチの後はUBCの人類学博物館へ行き、文化的に過ごしましょう。アーサー・エリクソンによって設計されたこの博物館は、著名な先住民アーティストであるビル・リードの作品を含め、ノースウエストコーストの先住民文化のコレクションは世界でも有数です。トーテムポールや柱、彫刻等が展示された15メートルのガラス張りの窓が印象的なグレートホールは特に見どころです。
夜はフォービドゥンバンクーバーが提供するプロヒビション・ツアーに参加して、バンクーバー発祥の地であるガスタウンを散策しましょう。禁酒法が1917年に施行されたとき、バンクーバー市民は密かに飲酒するために、酒の密輸や密造に頼るようになりました。熱意のあるストーリーテラーの案内で、バンクーバーのダークな歴史とエリアについて知ることができます。ツアー終了後は、生まれ変わった現在のガスタウンをグルメで堪能しましょう。ワイルドビースト(Wildebeest)やアイリッシュヘザー(The Irish Heather)などのオシャレなレストランが点在しています。
2日目
2日目の朝は新鮮な空気を楽しむことから始めましょう。サイクルシティの「ザ・スタンレー」ツアーに参加して、世界に名だたるスタンレーパークを自転車で巡りましょう。自転車専用レーンをシーウォール沿いに走りつつ、穏やかな雨林に暮らす生物の多様性や先住民にとっての重要性、125年の歴史を持つ公園の秘密などをガイドが紹介してくれます。ツアー終了後はパーク内に位置する、海洋保護とリサーチにおいて優れた実績を持つバンクーバー水族館を訪れましょう。
自転車を返却したら、ウォーターフロント駅そばのスチームワークス(Steamworks)で燃料補給のランチと行きましょう。カジュアルかつガストロパブなスタイルの料理はもちろん、敷地内で蒸気の力を使用して醸造されるビールを忘れずにトライしてみてください。定番のビールの他、毎秋販売されるパンプキンエールを含め、季節限定の商品も提供しています。
ランチの後は、歩いて数分のカナダプレースへ向かい、カナダ上空へのバーチャル飛行へ飛び立ちましょう。フライオーバー・カナダはバンクーバーで最も新しいアトラクションの1つで、風や香り、霧などの効果も使った疾走感あふれるバーチャルな4D遊覧飛行でカナダ全土を上空から堪能しましょう。
その後はバンクーバーで一番有名なショッピングエリアのロブソンストリート散策へ向かいます。有名ブランド店や専門店、ギャラリーなどでの買い物やウィンドウショッピングを楽しみましょう。
イエールタウンは元々カナダを横断する電車の終着点で、一帯は倉庫街でした。現在はしゃれたコンドが立ち並び、スタイリッシュなブティックや雑貨店、魅力的なレストランが集うエリアとなっています。今夜はイエールタウンの町並みを散策し、ディナーを楽しみましょう。ケグ・ステーキハウス&バー(The Keg Steakhouse + Bar)でのステーキや、ラ・ペントーラ(La Pentola)でのイタリアンはいかがでしょうか。
❐ 旅のヒント: バンクーバートロリーを通じて、お得なパッケージを購入し、2日間に渡って使用しましょう。たくさんの見所がセットになっています。